私のセクシュアリティについて
突然ですが、私の性的指向(好きの性)は「 パンセクシュアル 」です!!
つまり・・・【好きになる相手の性別】が【全性】の人です!
全性とは、 男性も女性も中性も、トランスジェンダー(心の性と体の性が一致していない)も、全ての性を含みます。
きっと多くの人が、この文章を読んでて、「?」をたくさん思い浮かべるでしょう。
多くの人はまだ、この世の中には「男性・女性」しか性別がないと思ってると思います。
ですが、本当は、もっともっとたくさん性別があって、性自認【ジェンダー。生まれたときの体の性別でなく、心の性別】だってたくさんあります。
男女二元論は正直古い話なのです。
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私は、中学高校を女子校で育つ中で、確かに毎日同じ電車で惹かれる近隣の男子高校生もいました。
が、一方、女性アイドルに異常なまでの恋愛感情を抱き、そこで知り合った同じく女性アイドルが好きな女友達と付き合ったことがありました。
女の子といる時にすごく居心地の良さを感じたり、その人が他の子といるとヤキモチを妬いたり。
高校生の時に、自分は「同性を好きになる」【レズビアン】だと思いました。
その後、大学では何人かの男性とお付き合いしました。
女性を好きになっても、その相手は異性愛者なので、実ることはないって思うようになりました。
でも、また歳を重ねると、惹かれる女性に出会います。
そして、「自分は性別にとらわれず、素敵だと思った人を好きになる」両性愛者【バイセクシュアル】だと思いました。
また歳を重ねると、私は、時代を越え、「この人と生活したい、この人と一生を過ごしたい。この人の考えが本当に好き」という、異常なまでに惚れてしまう偉人も、本の中で出会いました。
嘘みたいな話ですが、私は本気で夏目漱石氏や松下幸之助氏、小林一三氏、エリザベス1世らの人間性に惚れていました。(夏目漱石に関しては、嫁の鏡子に嫉妬するという…)
そして、こうした想いは、社会人になって参加した、性的マイノリティ当事者の方々によるLGBTs理解のためのセミナーある言葉に出会い、腑に落ちました。
それが、【好きになる相手の性別】が【全性】の全性愛者【パンセクシュアル】。
あぁ、私はこれだ。と。私の中で、ずっとあったモヤモヤが一気に消えました。
そもそも、私は、人を見る時に性別は一切度外視していて、男だから好きになる、女だから友達、とかではなく、「この人がいいと思ったから一緒にいたい」「この人といると居心地がいい」そんな目線で、他人を見ていました。
その中で恋愛感情に発展するのは、①自分へ興味を示してくれる、②自分への理解がある、③一緒にいて自然体でいられる方です。
そういったことを自分の中で整理して、私は自分を「パンセクシュアル」だと自認しました。
ただ、これは言葉定義の問題で、私は常に自分が「パンセクシュアル」だということを意識するのではなく(決めつけるのではなく)、大多数の「ヘテロセクシュアル(異性愛者)」ではないけど、おかしいことではない、ってことを意識するためだけの言葉で、これに捉われず、「素敵だ」と想いあった人(その人がどんな性だろうと。私が人を好きになる基準はそこじゃない)と恋愛を楽しみたいなと想います♩
◆
ところで。
よく勘違いされるのが、「パンセクシュアル」や「レズビアン」「バイセクシュアル」だと認知されると厄介なのが、「友達と思ってたのに好きになられるなんて気持ち悪い」っていうやつ。
これはですね。
「同性だから好き」ではないんですよね。
全ての男性・女性、人なら誰でも好きになるのではなく、 「この人がいいと思ったから一緒にいたい」「この人といると居心地がいい」と思える人を好きになります。
異性愛者の方だって、「相手が異性だから」「相手がとりあえず男だから」「相手がとりあえず女だから」好きになるわけではないと思うんです。
異性なら誰でもいいわけではないですよね?
その人の性別以外の部分で好きなところがあって、いいなと思えるところがあって、お付き合いしたり、パートナーとなるわけです。
だから、私は「パンセクシュアル」ですが、誰でも彼でもいいってわけではないってことも最後に付け加えておきたいと想います😉
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